北海道 おいしい魚 札幌 うまい魚 札幌市中央卸売市場鮮魚・水産・海産物取引協同組合

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ごあいさつ

創立50周年、法人化40周年の記念祝賀会の開催に当たり一言ご挨拶申し上げます。
顧みますれば昭和36年6月、札幌中央卸売市場開催に伴い、水産物登録人買出人組合を設立以来50年の歴史を迎えました。

創立当時33名の組合員で発足した小さな任意組合でありましたが、札幌経済圏の生鮮食料品供給の最前線に立って消費生活を預かる小売業者の責任を自覚しつつ組合員一丸となって努力して参りました。

お陰様で昭和45年11月にかねて念願でありました法人に改組、道央水産物商業協同組合として道央経済圏に広く基盤を確立する事が出来ました。これも偏に関係行政並びに業界各位、組合員各位の深いご理解とご支援の賜と謹んでお礼を申し上げます。

又組合員の皆様におかれましては50周年の間苦楽を共にし、今日まで組合発展のため「和協一心」の精神で歴代の理事長並びに私を支援していただき今日を迎えられる事が出来ましたことに対し、感謝の気持ちでいっぱいでございます。

我が国経済は少子高齢化、人口減少時代を迎え、国内消費が伸び悩む中にあって輸出主導型で景気回復を図ってきたが、一昨年夏の米国におけるサブプライム・ローン問題に端を発し、リーマン・ブラザーズの破たんに至った金融危機で、同国のみではなく米国の消費者を当てにして経済規模を拡大させてきた我が国をはじめ多くの国の経済に激震を走らせました。このため多くの国では金融危機回避のため金融機関等への公的資金を投入し、更には経済の一層の悪化を防止するために財政支出を増大させたため世界経済は一応の安定を取り戻してるようです。

しかし我が国は派遣切りに代表されるように雇用が減少しており、年金問題をはじめ将来不安も払拭されていないことから消費者は節約志向を強めており、デパート、総合スーパー等の売り上げが振るわず店舗閉鎖を拡大する中、最近では売り上げを伸ばしてきた食品スーパーもここにきて売り上げが停滞してきています。

我々業界もこのような厳しい環境の下にあっても、その経営者の英知と従業員の努力によって消費者の消費動向を敏感に捉え、販売額を増大させ繁栄を続けている組合員各位には変わらぬお力添えと一層のご尽力を賜りますようお願いをもうし上げる次第でございます。

道央水産物商業協同組合

理事長

金澤 範幸